【社内実践レポート】生成AI活用で年間6,900時間削減!
― リアルな効果と課題を公開 ―
DX推進室|2026年2月実施アンケート(回答者145名/全社185名)をもとに作成
2026年2月、イシマルでは全社員を対象に、生成AI活用に関するアンケートを実施しました。今回、その「社内実践レポート」を社外の皆さまにも公開することにしました。
うまくいったことだけでなく、生成AI導入の現場でぶつかった壁や課題もそのままお伝えします。「きれいな成功事例」よりも、「自分たちで試して、失敗も重ねながら前に進んでいる会社」の姿こそ、長崎をはじめとする地域の中小企業様へのDX支援において本当の信頼につながると考えているからです。
■ 社員の約7割が生成AIを日常的に活用
全社185名ベースで、生成AIの利用率は66.5%(123名)。「毎日または週数回」使うアクティブユーザーは53.5%(99名)にのぼります。アンケートに回答した145名だけで見ると、利用率は85%に達しています。
図1|生成AI利用頻度(全社185名ベース)
総務省「令和7年版 情報通信白書」のデータと比較すると、イシマルの生成AI業務利用率(66.5%)は日本企業平均(55.2%)を上回る水準で推移しており、DX推進に向けた継続的な取り組みのポジティブな成果と言えます。しかしながら、米国(90.6%)や中国(95.8%)といった世界のトップランナーと比較すると、依然として大きな差が存在しているのも事実です。グローバルな潮流に取り残されることなく、さらに一段階上のステージへ進むための前向きなチャレンジがイシマルにも日本企業にも必要です。
生成AI業務利用率の国際比較(総務省 令和7年版 情報通信白書より)
出典:総務省 令和7年版 情報通信白書
■ 生成AI導入で年間推定6,900時間の業務削減効果
回答者の実績値をもとに試算すると、全社合計で年間推定約6,900時間の業務時間が削減されています。これは社員約3.6人分の年間労働時間に相当します。未利用者が利用者平均に達した場合、さらに約3,500時間の追加削減が見込めます。
■ 生成AIの現場活用事例(41件の成功体験より)
自由記述では41件の具体的な成功体験が寄せられました。効率化にとどまらず、「思考整理のパートナー」として活用する声も多数あります。
セキュリティの概念を例え話と挿絵で提案書にまとめ、お客様の理解と受注につながった
機器のログ解析を5分で完了。諦めていた業務の自動化がAIで一瞬で解決した
複数入金の請求マッチングをAIで瞬時に計算。定型業務の時間が大幅に短縮
部下とのやり取りを第三者目線で整理。思考の壁打ち相手として業務品質が向上した
■ 現状の課題:組織での活用と個人間格差の壁
成果が出ている一方で、私たちが率直に認識している課題が2つあります。
この2つの課題は、実は多くの中小企業様が直面している壁と同じです。「導入はしたが、一部の人しか使っていない」「使い方にムラがあって組織として機能していない」といった壁を自社内で経験しながら、解決策を模索し続けています。
■ 自社の失敗と成功を活かした「生成AI研修・DX支援」のご案内
本アンケートの中身について、もっと詳しく知りたい、自社でもアンケートを実施したいといったご相談がございましたらお気軽にご連絡ください。また、自社での生成AI活用の実践経験(成果も課題も)をそのままコンテンツとして、地域の中小企業様向けの生成AI研修・セミナーを提供しています。
「何から始めればいいかわからない」「社員に使ってもらえるか不安」「導入したが定着しない」などのお悩みに、私たち自身の試行錯誤をベースにした実践的な内容でお応えします。製造業・福祉・建設・事務など、これまでさまざまな業種の企業様を対象に研修を実施してきた実績があります。



