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『九十九島水族館海きらら』のお土産としてオリジナルデザインボールペンを企画

させぼパール・シー株式会社 様:佐世保市

九十九島の魅力を伝える環境配慮型オリジナル文具

 させぼパール・シー株式会社様は、西海国立公園の玄関口、九十九島パールシーリゾートにある九十九島水族館海きららの管理運営や九十九島遊覧船の運航、また、九十九島動植物園森きららの管理運営などを事業主体とされている第三セクターの会社である。

■九十九島の美しさを表現したオリジナルボールペン

 5年ほど前から、三菱鉛筆オリジナルデザインのボールペンを九十九島水族館海きらら内の『アクアショップきらら』で販売している。「当初は水族館名が入った、どこの店舗でも販売されているような安価なボールペンだけを販売していましたが、もっと高単価なオリジナル商品を販売したいと考えたのがきっかけです」と同社営業部販売課係長の小田さんは振り返る。そんな折、イシマルとメーカーが営業に訪れた。タイミングよく、九十九島が『世界で最も美しい湾クラブ』に加盟認定された時期で、その記念商品を検討していた。そこで、オリジナルデザインのボールペンを企画した。最初は1,500円のボールペンが売れるか心配だったそうだが、美しい台紙と遊覧船をデザインしたボールペンはたちまち人気商品となり、現在でも多くの追加注文をいただいている。「ジェットストリームはネームバリューがあり、安心して販売できる商品です」と小田さんは語る。国内有名メーカーの信頼性も販売実績に大きく貢献している。特に修学旅行で訪れた学生が自分へのお土産として、また、ご家族へのプレゼントとして多く購入している。小田さんの文具に対する思いは熱く、三菱鉛筆と次々にオリジナル商品を企画し、ヒットさせている。「メーカーさんとイシマルさんと三人四脚で取り組んでいます!」と話す。

九十九島の美しい風景が印刷されたオリジナルボールペン
■海洋プラスチック問題への取り組みから生まれた商品
海洋プラスチックからアップサイクルされたボールペン

 近年、海に流れ着く海洋プラスチックゴミ問題が話題になっているが、同社は社内で『うみプラプロジェクト』を立ち上げ、日頃から海洋プラスチック問題に取り組んでいる。フィールドである九十九島でスタッフ自ら漂着ゴミを収集し、海洋プラスチックをコースターやトレイ、キーホルダーなどにアップサイクルした商品を活動内容と共に展示・販売している。三菱鉛筆が文具業界初の海洋プラスチックゴミ対策に特化した製品として認定されたボールペンを発表すると、「ぜひ、オリジナル商品を作って販売したい」と連絡をいただいた。小田さんのこだわりにより、日本初の『海洋プラスチックを利用したオリジナルジェットストリーム』が誕生することとなった。海洋プラスチック問題を日頃から考え、自然を後世に残すために力を注ぐ同社が販売することに大きな意義がある。店舗内では、お客様の「わぁ、かわいい!」という声が頻繁に聞かれるとのことで、こちらもヒット商品となっている。

 2024年は九十九島パールシーリゾート開業30周年および九十九島水族館海きららリニューアルオープン15周年を迎えるとのことで、どのようなオリジナル商品が企画され、登場するのか期待が高まる。

させぼパール・シー株式会社

所在地:長崎県佐世保市
事業内容:西海国立公園九十九島水族館の管理運営、九十九島遊覧船の運航など
代表者:代表取締役 川久保 晶博
設 立:2009年
社員数:158名
<導入内容>
名入れボールペン